導入事例・お客さまの声

火星人「CN580」と「固形物包あん装置」をご活用  いちごプラザ 様

機械化でよみがえったこだわりの「いちご大福」

いちごプラザ 様(静岡県伊豆の国市)


ドライブイン「いちごプラザ」様の一角にある大福専門店の「いちごプラザ 大福や」。連日幅広い層のお客さまで賑わう店内には、人気の「いちご大福」をはじめ、メロンやぶどう、パイナップルやバナナなど旬のフルーツを使った大福や焼き菓子など15種類の商品が並ぶ。
伊豆半島北部に位置する伊豆の国市と函南(かんなみ)町を結ぶ伊豆中央道。伊豆観光に訪れるドライバーの多くが利用するこの有料道路沿いに、観光客のみならず地元客からも愛されている憩いのドライブイン「いちごプラザ」様がある。
このドライブインで人気ナンバーワン商品といえば、カップの容器に入った「いちご大福」。真っ白でやわらかなお餅の中には、ほんのり甘い白あんと、真っ赤な苺(いちご)がまるまる一粒。まろやかな食感のあんと瑞々(みずみず)しい苺の甘酸っぱさが多くのファンを創出している。多い日にはなんと8000個も販売するこの大人気商品の生産に、弊社の機械をご活用いただいていると聞き、ドライブインを経営する有限会社 仲原商事・代表取締役の仲原誠一様にお話をうかがった。



 
おいしい「いちご大福」が一年中楽しめるドライブインとして、幅広い世代から注目を集めている「いちごプラザ」様。敷地内に設けられた大福専門店には、多い日は1200人ものお客さまが訪れる。本店のほか、県内外2カ所に支店を展開。さらに三島駅構内4カ所の売店でも商品を販売している。大福専門店の年商は2億8000万円。なぜドライブインで「いちご大福」をはじめたのか。そのきっかけをお聞きした。
「昔、沼津の物産センターにテナントで入っていた頃、同じくテナントで入っていた製菓会社の方と知り合い、意気投合したんです。ある日、その友人から『自分の手でつくったものをお客さんの目の前で販売したいから場所を貸して欲しい』と相談を受けまして。何をつくるかはまだ決めていないと聞き、それなら地産の大きな苺を入れた大福をつくって欲しいとお願いしたんです」。温暖な気候に恵まれ、全国でも有数の苺の産地として知られる静岡県。大粒で新鮮な苺を使った大福は、味はもちろん、お客さまの目の前で蒸しあげたお餅でつくるライブ感ある販売スタイルと、ドライバーの方でも食べやすいカップ入りのアイデアが功を奏し、瞬く間に看板商品となっていった。しかし、順風満帆に思えた矢先、突然の不幸が同店を襲う。生産を担当していたご友人が急逝してしまったのだ。
「ドライブイン内にある大福のお店は長期休業にしました。苺のシーズンが過ぎれば、そのうちお客さまも大福のことは忘れるだろうと思っていたのですが…。季節が変わっても商品をお求めになる声は変わらなかった。こんなにもお客さまに渇望されているのなら、何とかしなくては! と奮起しました」。お客さまへの、そして亡きご友人への熱い思いが仲原様を動かし、商品再販に向けた挑戦がはじまった。
「意気込んだものの、お菓子づくりは素人ですから全然わからない。とりあえず女性従業員を集めて、真似(まね)てつくってみましたが、失敗。次は友人のお弟子さんにもお願いしてみたんですが、今までの大福とは全く違ってしまった。考えた挙句、人手で無理なら機械ならどうだろう、とインターネットで調べてみたんです。そこでレオンさんと火星人を知り、早速テストをお願いしました。結果は大成功。綺麗(きれい)に成形されたいちご大福を見て、すぐに契約しましたよ。レオンさんの機械には、品質の面で他所(よそ)とはかけ離れた素晴らしさを感じたのを覚えています」と仲原様は嬉しそうに目を細めた。こうしてファン待望のいちご大福は、見事復活を遂げたのである。
 

 


現在、いちごプラザ様では、事業拡大に伴い2015年に追加導入いただいた火星人「CN580」と「固形物包あん装置」を毎日稼働し、「いちご大福」を生産している。機械による安定生産と、基本を大切にした丁寧なお菓子づくりで、季節商品だった「いちご大福」を年間商品へと育てていった。順調に売り上げを伸ばされた同社。年間90万個もの販売個数を誇る秘訣(ひけつ)については。「近年、国産の苺が品種改良され、夏でもおいしい苺が手に入るようになったことが追い風になったのだと思います。年間を通して、品質の良い苺を集めるのが一番大変ですから」。いちごプラザ様では、苺の入手が難しい季節でも、全国の生産農家から独自の視点で選んだ、大福の味に合う高品質の苺を仕入れている。
最後に今後の展望についてお聞きした。「新たにオープンした箱根店は、お客さまの8割が外国の方なんです。これからの時代、異なる言語の方にいかに商品の魅力をPRしていくかが課題ですね。社員一丸となって取り組んでいきたいと思います。また、『いちご大福』は日持ちがしないため多店舗化が難しいんです。商品の鮮度やコスト面も考慮して、今後は通販にも力を入れていきたいです」と和やかに語る仲原様。さらなる発展を目指し、歩みを進めていく。
 

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つつむ No.159号 (2019年10月号)掲載
※文章内の表現・表記は、すべて取材当時のものです。
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